ブータンでの活動をご紹介します (2023年3月)

この3月、JICA (国際協力機構) の招請を受け、短期専門家として代表理事の林、副代表理事の濱中の2名がブータン王国に渡航し、プンツォリンの CST (College of Science and Technology) および首都のティンプーにて以下の活動を行いました。

プンツォリンでの活動

プンツォリンはブータン国内唯一の国際空港があるパロから陸路で4~5時間のところにあるインドと国境を接する街です。プンツォリンには同国最高峰の教育機関のひとつ、Colloge of Science and Technology (以下、CST) があり、ほぼすべての教員、学生が学校内の敷地に住まいながら勉学に励んでいます。CST には JICA の助成によりファブラボが設置されており、2023年末までの予定で JICA の専門家、山田さんが常駐されています。今回の渡航では、山田さんのイニシアチブのもと、以下の活動を行いました。

  • CST の学生に対する活動紹介、およびデジタル・ファブリケーション機材の講習
  • 現地の脳卒中財団からの紹介を受け、プンツォリン在住の障害当事者に対するインタビュー及びそれに基づく自助具プロトタイプの制作・提供
  • プンツォリンにある SEN (Special Education Needs) School と呼ばれる養護学級を併設する学校に通う障害当事者 (児童・生徒) に対する自助具を提供するためのミニ・メイカソンの開催

ティンプーでの活動

  • JICA ブータンオフィスの訪問
  • ブータン脳卒中財団の訪問
  • 脳卒中障害当事者の職業訓練実習の見学
  • SEN School の訪問
  • ブータン国内で支援活動を行っている各団体との面談

Follow me!